高校の地学の課題について2つ教えていただきたいです ①日本が二酸化炭素の削減に取り組むほど日...
4:13高校の地学の課題について2つ教えていただきたいです ①日本が二酸化炭素の削減に取り組むほど日本の経済はどうなるか高校の地学の課題について2つ教えていただきたいです ①日本が二酸化炭素の削減に取り組むほど日本の経済はどうなるか ② 日本が二酸化炭素の削減に取り組むほどどの国が得するのか。。
またその理由は? ②については中国とアメリカが得するのだろうなと思ったのですが、理由が分かりません… 4:17以下は高校の地学レベルで考えられる代表的な見方です。。
実際の経済国際情勢は多面的なので、あくまで基本的な考え方と参考にみてください。。
① 日本が二酸化炭素削減に取り組むほど、日本の経済はどうなるか 短期的な影響 1. 企業のコスト負担増 日本国内でCO₂排出削減のために、省エネ設備や再生可能エネルギーへの投資を進めると、企業には初期投資のコストがかかります。。
- 例:工場の設備を省エネ型へ更新り、排出枠(カーボンクレジットなど)を購入りする費用。。
2. 一部産業の国際競争力の低下リスク 国内では排出規制が厳しくなると、エネルギーコストが上昇することもあります。。
これに伴って、世界のなかで同じ製品をより安価で作る国がある場合、日本の一部の企業や産業は価格競争力が下がる可能性があります。。
中長期的な影響 1. 省エネ技術環境技術の開発が進む CO₂削減の規制や目標があることで、省エネ技術や脱炭素技術(再生可能エネルギー、蓄電池、水素エネルギーなど)の開発が活性化します。。
これらの技術は国内外で需要が高まっていくため、新たな産業の育成や輸出の拡大につながる可能性があります。。
2. エネルギー安全保障やコスト削減 化石燃料(石油石炭天然ガス)を輸入に頼っている日本にとって、再生可能エネルギーの普及が進めば、長期的には燃料輸入にかかるコストを下げ、エネルギー安全保障を高められるメリットも考えられます。。
がって、短期的にはコスト増や競争力リスクがあるものの、中長期的には技術革新による新産業の創出などで経済を成長させる可能性もあると言えます。。
② 日本が二酸化炭素削減に取り組むほど、どの国が得をするのか。。
またその理由は? なぜ「どの国が得する」のか? 一般的に、ある国がCO₂削減の規制を強化り、脱炭素に向けて投資を増やりすると、その国に関連するサプライチェーンや技術供与などで他国が恩恵を受ける可能性があります。。
例えば、 • 脱炭素技術部材を輸出する国 • 安価なエネルギーや製品を供給できる国 • 排出規制が緩い国(ただし、長期的に見るとCO₂削減の遅れによる気候変動リスクが増すという問題もある) 中国が得をする理由(例) 1. 再生可能エネルギー機器の製造拠点 中国は太陽光パネルや風力発電機などの再生可能エネルギー関連の製造大国でもあります。。
日本がCO₂削減を目指大量のソーラーパネルや風力タービンを導入する際、それらを輸入する先と中国企業が受注を伸ばすことが考えられます。。
2. 電気自動車(EV)やバッテリーなどの生産 中国はEVバッテリー生産で大きなシェアを持ちます。。
日本国内でEVやハイブリッド車が増えれば、バッテリーや関連部品を中国から輸入する機会が増えるかもしれません。。
アメリカが得をする理由(例) 1. 環境関連技術の特許や企業 アメリカには先進的なIT企業や化学メーカー、電気自動車メーカー(テスラなど)が多数存在し、環境技術に関する特許も多数保有います。。
日本企業が排出削減や脱炭素化のためにこれらの特許や技術を使用する場合、ロイヤリティ収入などを得られます。。
2. シェールガスなどの新エネルギー輸出 アメリカはシェール革命によって天然ガスの生産が増加しま。。
火力発電で石炭から天然ガスへ転換を図る国が増えれば、アメリカの天然ガス輸出が増える可能性があります。。
天然ガスは石炭に比べてCO₂排出量が少ないため、日本でも火力発電でのCO₂削減に活用される場面があります。。
まとめ • 日本がCO₂削減を進めると、日本国内では短期的に企業のコスト増や国際競争力の問題が懸念される一方、中長期的には新しい技術や産業の育成が期待できる。。
• 海外から見ると、日本が再生可能エネルギー設備や関連技術を導入するにあたり、中国の製造産業やアメリカの特許技術産業などが利益を得る可能性が高い。。
高校のレベルの課題とは、こう「短期vs.中長期」「国内vs.海外」の観点から整理し、結論づけると良いでしょう。。
このはいかがでか? 質問者からのお礼コメント即レスありがとうございます! すごくわかりやすくてありがたいです ごありがとうございまお礼日時:1/5 4:2